2020年12月、宮工事が行われました。
新型コロナウイルスの影響によって、教会を広く使う必要が出てきました。
礼拝堂には若干デッドスペースがあり、その場所を活用するためには、礼拝堂の縦横を変えなければなりませんでした。
7年前に引越ししてきたときには、大きく広く感じていた会堂ですが、今では少し手狭になってきたということで、思い切って礼拝堂の向きを変えるということがスタッフの中で決定しました。それが昨年の5月。
ですから、舞台は会堂の左手になってしまい、十字架も真ん中に掲げていたものが左側に存在するという形になりました。前は、舞台もなく、十字架もなく、寂しい感じが続いていました。
昨年のテーマが「新しい皮袋」ということで、やはり、舞台を作りたいという思い、会堂の「顔」を明確にしたいという気持ちがふつふつと湧いてきたのです。
12月の半ば、ある兄弟に「やっぱり舞台作りたいな。無理かなー?」なんて言ってみると、数人の方々が「やりましょう」と言ってくださり、急ピッチで設計のプロジェクトが進んで行きました。
準備期間は1週間、設計図を作り、木材を選び、与えられた環境の中、低予算でやりくりする。12月最終日曜日が終わると、木材の買い出しと下準備。
まずは絨毯はがし。
次の日の月曜日、作業開始。作業予定日数は1日。
10時に集合して、宮工事が始まります。
木材のカットも自分たちで。
下穴を明けて、ビスを打ち込む準備。
作業はやっぱり道具ありき。
道具があるかないかで作業自体が変わる。
僕たちも「主の道具」として存在したい、と思いながら作業は黙々と進められて行きます。
設計図に照らし合わされながら、計測してビス打ち。
強度も確認しながら進められて行きます。
防音のことも考えて、吸音材などをつめて完成させました。
そして、十字架も移設しました。
実はこの一日で終わらせることができませんでした。
ワックス塗り、ライティングダクト移設は持ち越し。
電気工事士の免許を持っている方がいるので、電気関係の移設はできるのです。
みなさん、正月のお休みに入っている中、主の宮のために心注ぎ作業してくださいました。
本当に感謝です。
12月30日、ワックス塗りライティングダクト移設の作業をしました。
ワックスを3度塗りました。
最後の作業のときには外も暗くなってしまいました。
天井を開けながら作業しました。
十字架に合わせて位置決め。細かい作業です。
そしてとうとう完成しました。
とりあえず、これで新年の礼拝を迎えることができます。
さて、主よ、新しい年もあなたに期待しています。
新しいテーマで今年も走りきります。力を与えてください。
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